宅建試験って計算問題がでるの?
宅建試験では、計算問題が出題されます。
数字に苦手意識がある人は、計算問題に時間をかけて勉強するか、捨ててほかの問題に専念するか悩みますよね。
この記事では、以下について解説していきます。
- 計算問題の内容・出題頻度
- 計算問題は捨てても平気?
- 計算問題は難しい?電卓は使える?
結論
- 毎年1問、計算問題が出題されている
- 計算問題は決まった形式でしか出題されないため、数字に苦手意識があってもパターンを覚えれば解ける
- 電卓は持ち込めないため、手計算が必要
筆者の経歴
- 宅建試験、その他10以上の資格保持者
- 効率的な勉強が得意
- 様々な資格について日々発信中
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【宅建】計算問題の内容・出題頻度
宅建試験で出題される計算問題は報酬計算です。
報酬とは、宅建業者が媒介や代理を行って契約を締結した際に依頼者からもらう金銭のことで、仲介手数料のことを指しています。
仲介手数料は購入した住宅価格等に伴って変動するため、算出するために計算が必要です。
過去11回分の過去問を確認したところ、計算問題は2018年を除いて毎年1問ずつ出題されていました。
2018年は2問出題されています。
年度 | 計算問題 |
2023年 | 問34 |
2022年 | 問27 |
2021年12月 | 問31 |
2021年10月 | 問44 |
2020年12月 | 問34 |
2020年10月 | 問30 |
2019年 | 問32 |
2018年 | 問30,31 |
2017年 | 問26 |
2016年 | 問33 |
2015年 | 問33 |
【宅建】計算問題は捨てても平気?
宅建試験の合格率は16%~17%ととても低く、合格するのはとても難しい試験です。
合格率が低い理由は、出題範囲がとても広いことから、勉強をしても点数を取るのがとても難しいからだと考えています。
宅建に合格するには、着実に点数をとれる問題を1問1問積み上げていくことが重要です。
そんな中、宅建の計算問題は必ず毎年1問出題されて、出題内容は報酬計算と決まっているため、勉強すれば絶対に1問正解できる計算問題はお得といえるでしょう。
【宅建】計算問題は難しい?電卓は使える?
宅建で出題される計算問題は難しくありません。
小数点のある掛け算や、足し算ができれば解ける問題です。
具体的には、報酬額は以下のような計算式を基礎として決定するため、この計算ができれば計算に不安を覚える必要はありません。
代金額 | 計算式 |
400万円超 | 取引価格×3%+6万円 |
200万円超〜400万円以下 | 取引価格×4%+2万円 |
200万円以下 | 取引価格×5% |
宅建試験では、電卓の持ち込みが禁止されているため、計算は手計算をする必要があります。
試験勉強をする際も試験当日に備えて、電卓などは使わずに手計算で解くことをおすすめします。
【まとめ】宅建試験の計算問題
宅建試験に出題される計算問題について調査をしました。
結論
- 毎年1問計算問題が出題されている
- 計算問題は似た形式しか出題されないので、数字に苦手意識があってもパターンを覚えれば解ける。
- 電卓は持ち込めないため、手計算が必要。
難易度の高い宅建試験で合格をするためには、点数を取れる問題は1点でも多く取りに行く必要があります。
計算問題は決まった形式の問題しか出題されないため、ぜひ落とさないように勉強をしましょう!
合格できるように応援しています!
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