【英検１級】パス単で合格できる？何問正解できるか調査

悩む人

英検1級の語彙問題ってパス単で合格できる？？

英検1級の合格を左右するのが単語力であると言われている中、でる順のパス単だけで英検1級に合格できる語彙力が身につくか心配になりますよね。

また、2021年に改訂された最新版の5訂版は、掲載されている単語の難易度が下がったといわれております。

最新の過去問3回分にパス単から単語がいくつ出題されているかを確認した結果を掲載します。

この記事でわかること

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筆者の経歴

過去問の語彙問題はパス単から何問出題されてる？

英検1級の問1で出題される語彙問題を、単語と熟語に分けて調査しました。

直近3回分の以下の過去問を調査対象としており、2024年度からの新形式に対応しています。

直近3回分の語彙問題で出題されている単語のうち、パス単5訂版に掲載されている単語を確認しました。

試験問題には、パス単から40%~50%の単語が出題されることを確認しました。

また、でる度Cからの出題が主で、でる度A・Bからはあまり出題されません。

直近3回分の語彙問題で出題されている熟語のうち、パス単5訂版に掲載されている単語を確認しました。

単語問題と比べて熟語の方が出題数がかなり多く、40%~80%出題されます。

特に、24年度第1回は、出題数16問中14問がパス単から出題されており、パス単だけで満点をとれる回だったことがわかります。

パス単に熟語は300語しか掲載されていないので、300単語を覚えて、大問1の4問を獲得できるのはかなりお得といえるでしょう。

上述のとおり、大問1で出題される単語のうち、最低でも40%はパス単から出題されることがわかりました。

世の中には英単語が無数ある中で、パス単に掲載されている2100単語を覚えるだけでこれだけ正答できるのであれば、パス単は合格への近道であると言えます。

また、パス単は旺文社が作成している単語帳ですが、英検を主催している公益財団法人日本英語検定協会も旺文社が作った団体です。

このことから、パス単に掲載されている単語は、これからも英検に定期的に出題される可能性が高いことがうかがえます。

パス単は、でる度がA・B・Cに分かれていて、それぞれ700語ずつ出題されています。

どこから勉強するべきか気になりますよね。

上述のとおり、語彙問題はパス単の「でる度C」から出題されるため、語彙問題のために単語帳を使う人には、でる度Cから勉強することをおすすめします。

ただし、でる度A・Bに出題される単語は、文章読解問題や英作文の問題に頻出します。

そのため、文章読解や英作文に苦戦している人は、でる度Aから勉強することをおすすめします。

また、熟語については、300単語しか掲載されていないものの、試験に出題される可能性はかなり高いです。

試験直前で少しでも点数を伸ばしたい方は、熟語を覚えることをおすすめします。

「パス単の単語はすべて覚えた！」という人に向けて、おすすめなのは、単熟語EXです。

パス単の「でる度C」レベルの難易度の単語が2950単語収録されていて、語彙問題を極める方におすすめです。

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