ITパスポートの試験に落ちた…。どうやったら受かるんだろう…。
ITパスポート試験に落ちた人に向けて、試験の難しい点を解説したうえで、次回受かる方法を説明します。
結論
- 過去問を分野ごとに分けて解く
- 覚えられない単語は書き出す
記事の信頼性・筆者の経歴
- ITパスポート、その他10以上の資格保持者
- 効率的な勉強が得意
- 様々な資格について日々発信中
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【ITパスポートに落ちた】どれくらいの人がおちるの?
ITパスポートは年間10万人以上の受験者がいる資格で、合格率は約50%です。
2020年は5.5万人が落ちていることから、決して簡単な試験ではないことがわかります。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2020 | 131,788 | 77,512 | 59% |
2019 | 103,812 | 56,323 | 54% |
2018 | 95,187 | 49,221 | 52% |
2017 | 84,235 | 42,432 | 50% |
2016 | 77,765 | 37,570 | 48% |
2015 | 73,185 | 34,696 | 47% |
2014 | 71,464 | 34,215 | 48% |
2013 | 67,326 | 32,064 | 48% |
2012 | 62,848 | 25,796 | 41% |
2011 | 15,470 | 6,289 | 41% |
【ITパスポートに落ちた】難しいポイント
ITパスポートの勉強をしていて、私が難しいと思ったのは次の3点です。
試験を受けた人は同じように感じなかったでしょうか?
ITパスポートの難しいポイント
- 範囲が広い&足切りがある
- 似たような英語の略語が多い
- 計算問題が多い
一つずつ解説していきます。
範囲が広い&足切りがある
一回の試験で120分間で100問出題されます。
1分12秒で1問解答しないといけないと思うと問題数の多さがわかるのではないでしょうか?
出題される問題数が多いということはそれだけ問題のレパートリーが多いということです。
ほかのビジネス系の資格と比べてみても、例えばFP2級は60問を120分で解答するので、ITパスポートの問題数が多いことがわかりますよね。
また、ITパスポートは3つの分野の問題が出題されますが、それぞれの分野で30%以上正解する必要があります。
30%と聞くと簡単なように思えますが、苦手な分野も30%取らないといけないのは結構きついです。
私はマネジメント分野は得意だったのですが、テクノロジ分野がとても苦手で、全体の得点は70%を超えてもテクノロジ分野が毎回30%前後の点数しかとれなかったので、テクノロジを重点的に勉強しました。
似たような英語の略語が多い
単語の意味が問われる問題が多いですが、似たような略語が多くて、覚えるのが難しいです。
例えば、「Bからはじまる英語の略語」だけでも9個あります。
なんとくで勉強してしまうと、当日の緊張などから、間違いが勃発する可能性があります。
Bから始まる英語の略語
- BCP
- BCM
- BI
- B2C
- B2E
- BPMN
- BPR
- BPM
- BYOD
私はITパスポートで英語の略語を覚えるのに一番苦労しました。
計算問題が多い
100問中10問弱計算問題が出題されるので、計算が苦手な人は大変です。
解き方を覚えれば簡単に解けるものもありますが、計算が多いです。
【ITパスポートに落ちた】受かるためのコツ
ITパスポートの勉強するうえで、気を付けるべきコツを3つ紹介します。
ITパスポートに受かるためのコツ
- 過去問をひたすら解く
- 同じ分野を何度も繰り返し解く
- わからない単語をなんとなくで解かない
過去問をひたすら解く
ITパスポートは過去問に似たような問題がたくさん出題されます。
そのため、過去問を繰り返し解いて覚えてしまうのが合格への一番の近道です。
テキストを繰り返し読んで勉強するより、過去問の出題文をそのまま覚える気持ちで解くことをおすすめします。
同じ分野を何度も繰り返し解く
ITパスポートは1回の試験で出題される問題が100問とかなり多いです。
勉強のたびに100問解いていたら、なかなか同じ問題を何度も解くことができず、記憶に定着しません。
おすすめは、特定の分野に集中して何度も繰り返し解き、70%くらい安定してとれるようになったら、次の分野を勉強をはじめましょう。
わからない単語をなんとなくで解かない
ITパスポートは見慣れない単語がたくさん出てきます。
特に、英語3文字の略語などが多く、最初は覚えるのが大変です。
なんとなく勉強してしまうことこれらの単語を覚えられないので、過去問を解ていく過程で覚える意識を持つことをおすすめします。
ITパスポートの出題は4択なので覚えていなくてもたまたま問題が当たってしまう可能性がありますが、試験当日は少し緊張したり焦ったりするものなので、練習中になんとなくで正解してた問題も間違えてしまうことがあります。
単語をみたらその意味を、自分の言葉でなんとなく説明できるようになることを意識しましょう。
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