学生は就活に活きる資格を取りたいですよね。
将来やりたいことが明確に決まっている人はいいですが、「やりたいことが決まってない」「とりあえずどこかの会社に就職できれば・・・」と思っている人はどの資格を取ればいいか悩みますよね。
そもそも「ESの資格欄って埋める意味あるの?」と悩む人は少なくないと思います。
筆者も学生の頃まさに同じような悩みを抱えていました。
この記事はこんな人におすすめ
- 就活のために資格を取るか悩んでいる
- ESに書くおすすめの資格が知りたい
この記事では社会人のから見た「就活における資格の必要性」と「就活に有利な資格4選」を解説していきます。
結論:
・資格がなくても内定は取れる。
・資格は自己アピールに強い。
・TOEIC、簿記、FPがおすすめ。
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就活で資格は有利になるの?
就活で資格がなくても内定は取れます。
実際に学生と就活面談して、資格持っていなくても内定が出ている学生はたくさんいました。
一方で、「資格で自分をもっとアピールできていれば、内定が出ていたかもしれない」と思った学生も多くいたのも事実です。
「資格=内定」ではないですが、資格が取っておくと次の2つのメリットがあります。
就活における資格のメリット
- 客観的に自分の能力をアピールできる
- 面接に対する不安を取り除ける
詳しく解説していきます。
【ポイント1】客観的に自分の能力をアピールできる
ガクチカで「起業して売上3千万!」や「全国大会で1位!」など、自分を客観的・定量的にアピールできる成果のある人は資格がなくても問題ありません。
「サークルの副キャプテンとして●●を頑張った」や「バイトリーダーとして●●を行った」という成果がわかりづらい経験の場合、内容がどんなに魅力的でも、面接官にそのすごさが正確に伝わわらない可能性が高いです。
一方で、資格は誰が見てもあなたの能力を客観的に評価することができます。
例えば、海外留学に行った経験とあわせて、「TOEIC900点」とESに書いていれば留学で英語力が身についたことを証明することができます。
資格を持っていると、自分の能力を客観的に示せるのが大きなメリットです。
【ポイント2】就活に対する不安を取り除ける
ESの資格欄を空欄で提出した場合、面接前に「資格について聞かれないか」不安に感じる可能性があります。
また、面接中に資格について聞かれたときに、何も取っていない理由を説明するのは難しいです。
資格を取って自分のESに自信を持つことも、面接がうまくいくための重要なポイントになります。
【実体験】就活に向けて資格を取得していてよかったこと
筆者は資格のおかげでいきたい部署に初期配属されました。
バックオフィス系の部署ではたらきたかったので、学生時代、英語と数字に強いことをアピールするために次の資格を取得していました。
- 簿記2級
- TOEIC970点
結果、英語と数字に強くないと配属されないバックオフィス系の部署に配属されてます。
この経験から、資格は入社後の配属にも影響してくることを身をもって感じたので、行きたい部署に関係する資格を取るのは重要です。
就活におすすめな資格4選
就活に向けておすすめの資格は次の4つです。
- TOEIC
- 簿記
- FP
- 趣味に関する資格
それぞれについて詳しく解説していきます。
TOEIC
TOEIC Listening & Reading Testは高得点を取っておきたい資格です。
似たような資格でTOEFLやTOEIC Bridgeなどが存在しますが、一番受験者数が多く(2020年度の日本における受験者数153万人)最もポピュラーなTOEIC Listening & Reading Testの受験をおすすめします。
年10回開催と開催頻度も高く、合否判定ではなく自分の英語力が10点~990点で採点されるので、気軽に受けれるのがポイントです。
日本は少子高齢化により人口減少が急速に進んでいるため、海外ビジネスに力を入れている会社は少なくありません。
そんな中で英語力をアピールできれば必ず高評価につながります。
むしろ、TOEICの点数が極端に低かったり、履歴書に書いていないと、「英語ができない」と思われて評価がさがりかねません。
TOEICは何度も受験可能のため、早めに複数回受験し、一番高い点数をESに書くことをおすすめします。
簿記
簿記は以下の性質を持っており、コストパフォーマンス最強の資格です。
- 知名度が高い
- 誰でも勉強すれば1,2ヶ月で取得可能
- どんな会社でも役に立つ
語学以外の資格では簿記の取得を一番おすすめします。
簿記3級であれば30~50時間で獲得できるといわれていることから、1日2時間勉強すれば1ヶ月で合格できるため、就活直前でも取得することができます。
2020年12月からテストセンターで受けることが可能となり、試験日程に縛られず、合否発表も即日なので、ESに書く資格を迷っている人にもおすすめです。
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ファイナンシャルプラナー(FP)
FPは次の特徴があり、簿記の次におすすめしたい勉強系の資格です。
- 知名度が高い
- 誰でも勉強すれば1,2ヶ月で取得可能
- 自分のためにはなるが、金融系の仕事にしか役立たない
FPは保険、不動産、老後、相続など、生きていくうえで知っておいた方が役に立つ知識を学べます。
そのため、就活のためというより自分の将来について考えるきっかけとして取得することをおすすめします。
認知度も簿記同様に非常に高いため、面接官にアピールすることができます。
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趣味に関連する資格
余裕がある人は、趣味に関連する資格をとることもおすすめです。
面接の話のネタになります。
筆者は旅行が好きなので世界遺産検定をとりました。
面接中に2回ほど面接官に世界遺産検定について話を振られて会話が盛り上がりました。
面接官に好印象を与えられたため、自分をアピールするいいキッカケになったと感じています。
世界遺産について盛り上がった面接は通過して、内定も出ています。
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まとめ
就活において、資格を取るメリットは次の2つです。
余裕がある人はぜひ取得を検討してください。
就活における資格のメリット
- 客観的に自分の能力をアピールできる
- 面接に対する不安を取り除ける
就活に向けておすすめの資格はTOEIC、簿記、FPになります。
また、余裕があれば自分の趣味に関連する資格を取ることで、面接で自分をアピールするきっかけを作って内定に一歩近づきましょう。
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