宅建は受かるのが難しい検定と言われており、持っていると「すごい」「頭がいい」といわれることが多いです。
受験を考えている人は、宅建がなんですごいと言われているか気になりますようね。
宅建に合格したことのある私が、宅建を持っていると「すごい」「頭がいい」理由を細かく解説していきます。
宅建は頭がいい・すごい理由
- 国家試験である
- 勉強時間が長い
- 合格率の低さ
- 難解な法律問題
記事の信頼性・筆者の経歴
- 宅建、その他10以上の資格保持者。
- 証券会社に勤めた経験はなく、本業で証券分析は行っていない。
- 合格に直結する効率的な勉強が得意。
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宅建は頭がいい理由①国家試験だから
資格には、大きく分けて国家資格と民間資格の2種類があります。
民間資格は民間の団体や事業者が独自に認定する資格であり、認定の基準もさまざまです。
国家資格とは、国の法律に基づいて各種分野における個人の能力・知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される資格です。
国家試験の1つである宅建は、国から認められていて、世間に広く認知されている資格といえます。
宅建は頭がいい理由②勉強時間が長い
宅建に合格するためには、600時間程度の勉強時間が必要と言われています。
1日3時間勉強したとしても、200日必要になるので半年以上勉強しないといけません。
こんな長い期間勉強して、合格をつかみ取った人は「頭がいい」といえるでしょう。
宅建は頭がいい理由③合格率の低さ
宅建試験の合格率は直近5年間では17%~18%程度で推移していて、非常に低いです。
合格率は低いため、ちゃんと勉強しないと合格することができません。
こんなに合格率が低い試験に合格できるのは「頭がいい」です。
回 | 実受験者数 | 合格率 |
令和5 | 233,276名 | 17% |
令和4 | 226,048名 | 17% |
令和3 | 209,749名 | 18% |
令和2 | 168,989名 | 18% |
令和1 | 220,7971名 | 17% |
宅建は頭がいい理由④難解な法律問題
宅建試験で出題される問題数は全部で50問、そのうち28%を占める14問は「民法等利権関係」の問題です。
「民法等利権関係」は民法の条文や判例について出題される科目です。
試験科目 | 問題数 |
民法等利権関係 | 14問 |
宅建業法 | 20問 |
法令上の制限 | 8問 |
その他関連知識 | 8問 |
「民法等利権関係」は、過去問を丸暗記する勉強で点数を伸ばせる科目ではありません。
「民法等利権関係」では過去の判例について問われることが多いですが、過去の判例は1000程度存在し、過去問と同じ問題がそのまま出題される可能性はとても低いです。
宅建は全体の7割が合格ラインと言われているので、民法をマスターしないと合格することができません。
民法を勉強して合格出来ている人は、「頭がいい」といえます。
宅建は頭がいい?まとめ
宅建は頭がいいといわれる理由は以下のとおりです。
宅建合格は大変ですが、合格出来たら自信につながります!頑張ってください。
宅建は頭がいい・すごい理由
- 国家試験である
- 勉強時間が長い
- 合格率の低さ
- 難解な法律問題